2011年4月5日火曜日

こどもを守るということ



放射線は大人に比べて子どもの方が影響大。

0歳から10歳まで高い。

55歳以上はあまり影響が少ないという。

京大原子炉実験所・小出さんのustreamアーカイブ19分あたりに注目して下さい。



【放射線量と人】
テレビなどに出演している政府関係者や"専門家"がいう「直ちに人体に影響を与える量」とは、最近引き上げられた急性障害を与える量100~250ミリシーベルト/年(単位がマイクロシーベルトの場合は0が更に3つ付く)を述べていると思われます。

国際放射線防護委員会は年間1ミリシーベル ト(1000マイクロシーベルト)の被ばくを目安に定めている(日本政府の「直ちに人体に影響を与える量」はこれの200倍)

これによると将来10,000人に1人のガン発生が考えられるとしている。この評価には、倍くらい厳しく見るべ きとの意見もあり、その場合5,000人に1人となる。


数学の確率の話になるので「直ちに影響はない量」といえども、もし100ミリシーベルトを年間総量で受ける(浴びたり、食べたり、吸ったり)と100人(厳しく見ると50人)に1人の割合でガン発生となる。免疫力や健康状態にもよるので誰に発症するかはわからないが、当然、大人より子どもの方が可能性は高くなる。

ここでテレビなどで伝えられる放射線量の単位に注意しておく必要がある。もし、1時間あたりの放射線量(シーベルト/時間)なら、年間(24時間×365日=8760)をかけ算しないといけない。つまり、

簡単には1万倍(正確には8760倍)する。

0.1マイクロシーベルト/時×10000≒1ミリシーベルト/年

胸のX線集団検診(50マイクロシーベルト/回)だと、1年間毎日受け続けると50×365≒20000マイクロシーベルト/年=20ミリシーベルト/年となるが、それでも政府のいう「直ちに人体に影響を与える量」の1/10となり、国際的な基準(1ミリシーベルト/年)の20倍となっている。

本当は放射線を出す放射性物質の種類(核種)によって対応が違って来るが、東京電力は公表しようとしていない。そもそもヨウ素131やセシウム137などの放射性物質自体が自然界にはほとんどないもの。それが粒子について大気中を漂い、雨などで地上に落ちる。これが体内に入ったら内部被曝となる。

もっと詳しく、様々な情報を知りたい方はドイツ気象庁(ドイツ政府は、チェルノブイリの経験から現在、大使館業務を関西に移転している)などの翻訳サイトをご覧下さい。

http://www.witheyesclosed.net/post/4169481471/dwd0329

降雨と空間放射線量の関係は:
http://www.houshasen.tsuruga.fukui.jp/f_e2310.html

<情報サイト>
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・放射線が細胞に与える影響についてNHKドキュメンタリー

・放射線濃度一覧【全国放射線量マップ】はこちら

・文科省の全国放射線情報はこちら
*単位はマイクロシーベルト/毎時なので、年間にするには1万倍して、1ミリシーベルト(1000マイクロシーベルト)に達するかどうかも参考にする。文科省のこのサイトには「1,000 マイクロシーベルト/年(=1ミリシーベルト/年)は一般公衆の線量限度(年間)(医療は除く)と明記して、緑色で表示してある。
(文科省は放射線許容基準を20倍に上げたのでサイトが変えられていますのでご注意)

・第3者機関も含めた広域放射線データはこちら

・ドイツ気象庁による粒子分布シミュレーション日本語版はこちら

・ノルウェーによる分布予測はこちら

・気象庁風向データはこちら

・テレビ以外のUstream情報はこちら

・木頭からの最新情報はこちら

・四国の真ん中を通ってる活断層(中央構造線)は仙台原発まで
>>> http://ow.ly/4FMU3
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<徳島県の震災被災者、原発被害者受入れ状況>
*3.11被災者支援に関しては、徳島県那賀町のサイトを参照下さい。


被災地からの避難者受入状況
(2011年5月27日現在)

宮城県   22名    
福島県   48名
茨城県    3名    
栃木県    3名
千葉県    8名    
東京都   13名
神奈川県  10名    

合計 107名