2012年12月29日土曜日

地域おこし協力隊募集説明

【2021年度募集は2021年1月29日締切です】
詳しくはhttps://yamanonpo.blogspot.com/2020/07/2021.html

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2013年度協力隊募集にあたり、Hangoutsを利用した説明会を開催しました。
 
四国とくしま・那賀町の2013年度地域おこし協力隊募集説明 

① 那賀町役場協力隊事務局からの説明


② 協力隊をサポートする地域団体からの活動概要の説明


③ 三好市協力隊・吉田絵美さん(NPO法人マチトソラ)の事例紹介


[募集CM]


[IUターンを検討されている方へ]


制作:一般社団法人イコールラボ

【ポスターPDFはこちら
那賀町地域おこし協力隊に関する最新情報は、こちら

募集要項(チラシ)は↓


[動画・ポスター・チラシ制作:一般社団法人イコールラボ]

2012年12月18日火曜日

結遊館平日見学会

山村留学をお考えのご家族のみなさん、是非お越し下さい!

1/26(土)神戸のコミュニティラジオ局「FMわいわい」出演(13:00~14:00)
*スタジオ前で山村留学、家族移住、那賀町地域おこし協力隊などの相談会も開催(予定)

山村留学生募集サイトはこちら


2012年11月13日火曜日

那賀町イベントカレンダー








2012年11月3日土曜日

京都コロキウム〜地域と大学を結ぶ学びの場〜

インターンシップにおける地域の教育力の可能性を探ります。


2012年10月16日火曜日

サテライトOUT〜龍谷大×木頭

サテライト教室を京都と木頭を結んで開催します。

*一部変更(10/18記):残念ながら対馬からの報告はありません。

PDFはこちら


*アーカイブは編集後一部公開予定です。

ネット機器のトラブルで実施できませんでした、関係者の皆様にはご迷惑をおかけしました




山里ステイ2012~秋の巻



PDFはこちら

「家族のための山里ステイ」参加申し込みは:

北川小学校 tel 0884-69-2200  fax0884-69-2020
山村留学センター結遊館 tel/fax 0884-69-2717


交通アクセスはこちら






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結遊館facebookページを開設して、Webサイトとは違った情報の広がり方をしています。




ソーシャルメディアの活用と運営に関しては、一般社団法人イコールラボまで



2012年9月16日日曜日

山里の昔を語る写真展

9/23(日)那賀町木頭地域にある北川小学校で開催される共楽運動会で展示される写真の一部です。 — 木頭のむかしを語る写真展



この山桜の下でご近所が寄って花見が毎年開催されてたという。




そば畑にて

麦を蒔く前の準備。隣近所で互いに作業を手伝い合う
「てまがい」がコミュニティーの原動力だった時代。


写真家・故中野健吉さんが撮影された北川舞台での祭りの写真も展示されます。



2012年9月13日木曜日

木頭研究セミナー

サテライト教室プロジェクトの共同研究のために那賀町木頭地域で研究セミナーを9/19~25開催。

【研究テーマ】
  • 「学び」を支える仕組みの研究
  • 「専門知」と「経験知」の融合効果の研究
  • 「地域の教育力」を地域再生に活かす手法の開発研究

特に、9/20は「サテライト教室」を実施。
京都の若手研究者5名と地域づくりの活動をしている町内外の人々がソーシャルメディア(Google+ハングアウト)を通して、地域の問題について討議。

【日 時】 9/20 午前10:30〜11:30
【場 所】 徳島県那賀町木頭和無田 木頭図書館2階読書室
【テーマ】 「地域づくり、人づくり」についてソーシャルメディアでネット会議
      
*当事者として、地域づくりに取り組んでおられる方の参加をお待ちしております。






お問い合わせは、一般社団法人イコールラボまで。





Google+ハングアウトの使い方


【Google+ハングアウトの使い方】

Google+のアカウントをお持ちでない場合は:

1)http://www.google.co.jp/ にアクセスして、左上の「+You」をクリック。


2)右上の「アカウントを作成」でアカウントを取得して下さい。


3)次にGoogle+にログインして、Google+の検索欄にハングアウトに参加したい方のアカウント名(例えば「Gemba Takayuki」、「equal-lab」など)を入力して、下に出て来たアカウント(例「equal-lab」)を選択してあなたのサークルに入れて下さい。


4)「フォロー」をクリックして

5)念のため info(a)equal-lab.org まで、あなたのGoogle+アカウントを送信願います。

こちらからハングアウトの招待をすると

6)Google+ログイン状態だと、右上にお知らせの赤いアラート(お知らせの数字)が表示されますのでそれをクリックして

7)ハングアウトの招待を「参加する」で開始されます。



【ハングアウト画面の応用】

8)左上の「画面を共有」でコンタクトの相手とPC画面を共有できます。

9)「Google Docs」を利用されている場合は、Google Driveのデータも画面共有できます。





サテライト教室プロジェクト」に関するお問い合わせは:イコールラボ まで




2012年8月28日火曜日

サテライト・プロジェクトがIT専門サイトに

IT専門サイトで取り上げてもらった「サテライト・プロジェクト
すごい量とスピードで情報(記事)がアップされて、流れて行くのでこのブログでピックアップしました。

日経ソフトウェア[記者の眼/2012/8/27掲載]

ソーシャルメディア活用で山村の問題解決に挑む



つづき

2012年8月22日水曜日

都会を離れて四国の山里へ来ないか。

徳島県那賀町立北川小学校には、都会からの子ども達を受入れる「山村留学制度」があります。1999年から山村留学センター結遊館(ゆうゆうかん)で近くは徳島県内、遠くは海外からも留学に来てくれています。小さな小学校ですが、地域に支えられ、学校内外での「学び」がそこにはあります。

山村留学制度に関するお問い合わせは:
北川小学校山村留学推進委員会事務局(澤田教頭)/Tel 0884-69-2200
*北川小学校Webサイトはこちら 
*結遊館Webサイトはこちら
*facebookはこちら




2012年7月28日土曜日

木頭インターンシップ8月

2012年8/4〜16、木頭インターンシップを実施しました。
明治学院大学国際学部からの依頼で学部生4名を次のようなプログラムで受入れました。
https://www.facebook.com/zivasan

8/5(日)自然体験サポート研修
おららの炭小屋での社協ボランティアスクール35名(相生小中)[一本乗り/カマドづくり/炭焼き/竹炭風鈴づくりなど]

8/6(月)サテライトプロジェクト地域調査打合せ
研修期間中、地域調査をしてもらいました。

8/7(火)地域活動の現状と未来
地域文化の保存伝承活動、農産物生産と加工の実情を把握し、課題を考察。

8/9(木)山の環境とライフライン調査
安全で安定的な飲み水を確保する生活技術。

8/15(水) 地域住民・団体と祭の準備
アメゴつかみ/木頭踊り/灯籠流し

その他、Social Media/NPO Management講座で、情報発信実務についての研修も実施しました。因に、主な使用ツールは:

・Web/BiND5
・Blog/google bloger
・ネット解析/Google Analitics
・Facebook 及びFacebookページ、Facebookグループ
・Skype on Facebook
・Google+
・Google+ハングアウト
・Google Drive(Doc)
・Ustream配信
・Evernote
・Dropbox
・イラストレーター
・Photoshop
・レンタルサーバー
・Final cut
・YouTube

など。
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事前学習資料としては以下を参考にしてもらっています。

参考資料:



インターン研修生は、各自のテーマ(太布保存会の活動、循環型エネルギー、持続的な暮らし)で、期間中に聞き取り調査と実地体験を行い、当事者性の研究を行います。サテライト・プロジェクトの基礎調査として、大学と地域の継続的な連携を保持するための多角的な研究に資することになります。

     

2012年7月24日火曜日

原発のない暮らしをしよう!

原発のない暮らしをしよう!!保護者講座第194回

8月6日は南何の日?・・・2011年3月11日から日本は放射能におびえる国になりました。特に福島は原発の為に自宅に帰れず、百姓もできない、外で遊べない状況が続いています。夏の数時間の電力j確保の為に原発を動かす必要があるのでしょうか?原発がいかに危険なものであるか、いかに膨大な犠牲の上に稼動させているのか、電気をそんなに使わず生活する山の暮らしとは具体的にどーなの?パネルディスカッション形式で電気・原発・自分の生活・子供の未来を考えてみましょう!!


日時:8月6日13時〜
場所:高知県南国市「田村こどもクリニック」イベントルーム


パネラー:
丸井さん(グリーン市民ネットワーク)
玄番(一般社団法人イコールラポ)



2012年7月1日日曜日

ある東大物理学者のツイートと相馬高校の演劇

この教授についてこちら

彼の立場でこのコメント。






福島県相馬高校生の演劇

Unheard Voices

*放送部の子ども達が著作権侵害とYouTubeに訴えるでしょうか?
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2012081502000184.html
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120820-OYT8T00526.htm











2012年6月24日日曜日

「この力が力にならなければ、この国に希望はない」



首相官邸前  2012年6月22日
民主的政治はなく、ジャーナリズムもない、この国の顔の無い統治機構というオバケに向って、声を張り上げる。この静かな熱い声は、これからまだまだ増えていく気配を感じた。この力が力にならなければ、この国に希望はない…」
(文・写真/中里 繪魯洲さん)

2012年6月1日金曜日

山里ステイ2012夏







山里ステイ夏の巻の参加者は、3家族8名(大阪1組、神奈川2組)



2012山里ステイ 夏の巻
木頭の奥で感じよう、山と川と畑からの贈りもの。

自然の緑を見ると、ほっとします。美しい川を見ると、なんだか泳ぎたくなります。降り注ぐような満天の星を見ると、心が落ち着きます。人はむかしむかし、こんな自然のなかで暮らしていたにちがいありません。だからこそ都会にいると、こんなにも自然が恋しくなるのです。だからこそ人は、自然のなかに戻るといきいきとするのですね。空に刻まれた濃い緑の稜線と、美しい川の流れを身近に感じる木頭の奥へ。豊かさを実感する二日間です。

<おもな内容>

76()

13:00 16:30 
北川小学校(または幼稚園) 授業見学(6時間目) 集団下校(北川郵便局まで)
~山村留学センター結遊館(ゆうゆうかん)見学
☆山村留学生が通う地元小学校を見学できます。授業を見学した後は、
集団下校にも参加していただき、徒歩約20分の北川郵便局まで在校生と一緒に下校。
そのあと、山村留学センター「結遊館(ゆうゆうかん)」を見学します。

17:00 
公民館で受付 ガイダンス

17:30
投げ釣り仕掛けづくり
☆那賀川にアメゴ、天然ウナギ狙いの投げ釣り仕掛けを設置します。
この仕掛けは一晩放置して、翌朝に回収。
さて、どんな獲物がかかっているでしょうか。

19:30 
夕食 鹿肉メニューと羽釜ごはん、そのほか地元料理いろいろ
☆公民館から  「おららの炭小屋」で夕食。地元の人々、地元の子どもたちも一緒にいただきます。

 21:30 
 公民館で宿泊

77()  
 6:00 
 投げ釣り引き上げ  どんな魚が掛かっているか、お楽しみ。

7:30 
朝食

8:3011:30 
折宇(おりう)地区散策 特別講師 岡脇文吾(おかわき ぶんご)さん
☆この地区に生まれ育ち、山仕事にも従事する岡脇さんの案内で、自然のなかを散策。豊かな自然の恵み、楽しむコツを伝授してもらいます。

11:3013:00
昼食は、流しそうめん、おにぎり、アメゴ料理

13:0015:00
川遊び(久井谷川・ひさいだにがわ)
☆地元こども会と合同で川遊び。川で遊びながら、地元の子どもたちと交流できます。

15:30 
解散


<参加者準備物>
長ぐつ(山の散策に必要です)、軍手、虫よけスプレー、懐中電灯、長袖の服、タオルケット(夏でも朝・夜などは冷え込むことがあります)、カッパ、水着、タオル、サンダル、帽子など。

<参加費>
大人(中学生以上) 8,000円(1名) 
小学生       4,000(1名)
幼児        無料
*テント持ち込みは1,000(泊・人)引きとなります。
*上記予定は、天候、その他の事情により予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

対象/
田舎暮らしに興味のある家族・山村留学希望の小学生のいる家族

申し込み締切/
2012625()17:00

定員/
2家族程度(定員オーバーの場合、参加理由などを勘案して決定します)

場所/
北川小学校、おららの炭小屋、北川公民館、結遊館ほか

主催/
山村留学推進委員会、山村留学センター結遊館

協力/
北川小学校、北川小PTA、岡脇文吾さん

お申込・連絡先/
TEL 0884-69-2200 FAX 0884-69-2020(北川小学校)
771-6511 徳島県那賀郡那賀町木頭折宇 北山小山村留学推進委員会事務局



◎ 申込フォームは、http://ow.ly/bcaHE



FAX、メール、郵送での申し込みは以下の様式でお願いします。
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山里ステイ 夏の巻 参加申し込み用紙

申し込み締切 2012625()17:00 

FAX、メールoffice@yuyukan.net、郵送のいずれかでお申し込みください。

代表者名

住所  〒

電話                

携帯            

メール

参加を希望する方の氏名・年齢(学年)・生年月日(保険加入のため)

参加理由





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結遊館スタッフも募集中です。
詳しくは、こちら


2012年5月30日水曜日

"Small Good Things" 英語版によせて(1)


英語をcheckしていただいたAngelitaさんより

"After reading this booklet,  I was transported back to my own childhood years in Mt. Malindang in Misamis Oriental, Philippines. I was born in Sta. Catalina Negros Oriental, but due to famine and crises my family moved to Misamis oriental for a better pasture. We lived in the mountains and planted all sorts of vegetables and crops for our food supply. Ji and Ba's way of life in Kito Mountain resembles my parents' life in Mr. Malindang. I enjoyed going to the river with my father to catch some fish or eel. We would pack our food with banana leaves and eat in the river bank with the fish that we caught. This booklet reminded me of so many beautiful memories that I had in the mountain where I had witnessed nature and human beings in perfect harmony. I appreciate how Ji and Ba preserved the traditional and natural ways of doing things in order to survive. I agree with the author about living a harmonious life with nature without depending too much on machineries and inventions. It's nice to go back to the mountain and experience the real beauty of traditional ways of gathering food and finding comforts without using any modern technologies. If given the chance to visit Japan, I would love to visit Kito mountain and watch Ji and Ba's daily activities. I am sure that it would be such an amazing experience."


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購入ページはこちら





2012年5月29日火曜日

2012結遊館スタッフ募集


山村留学と家族移住希望者のための「山里ステイ」参加者の募集を開始しました。
詳しくはこちら


山村留学センター結遊館スタッフ募集
(アントレプレナー的熱意のある方)









-----------結遊館 募集概要----------
山村留学センターの館長及びスタッフを募集しています。

山村留学センター結遊館(ゆうゆうかん)

■業種 山村留学センター 館長・管理スタッフ
■仕事内容 山村留学生(小学生)の食事など身の回りの世話、室内清掃、保護者としての活動など。
■募集年齢 おおむね25歳以上。心身ともに健康な方で、性別は問いません。
■応募資格 普通自動車運転免許を取得している人。自家用車を所有している人。ワードやEメールなど一般的なパソコン操作ができる人。採用された場合、2012年(平成24)9月から着任可能な人。
■募集人員 1名ないし2名(ご夫婦での住み込みが望ましい)
■勤務地 徳島県那賀郡那賀町木頭北川字栩ノ奈路53(とくしまけん)なかぐん なかちょう きとう きたがわ あざ とちのなろ) 山村留学センター 結遊館(さんそんりゅうがくセンター ゆうゆうかん)
■勤務形態 山村留学センター結遊館に寝泊まりし、子どもたちと共同生活をしていただくのが基本です。
■勤務時間 6:0021:00(実働は8時間程度)
■休日・休暇 夏休み、冬休み、春休み(小学校の休校と同等)
■雇用期間 1年単位 研修期間1週間~1か月
■賃金 山村留学推進委員会より委託される額(補助スタッフの手当も含む)として、留学生1名の場合、 管理委託費9万円〜、 留学生2名の場合、 管理委託費12.5万円〜と、留学生数に応じて決定します。 そのほか養育費(留学生の保護者から徴収)1名につき、55,000円(結遊館での食費、光熱費、消耗品費等も含む)です。
■応募受付期間 2012611()2012720()午後5時まで
■応募方法 履歴書(写真添付・Eメールアドレス明記)を送付するか、Eメールに履歴書添付でご応募ください。
■応募書類 履歴書、応募動機(1000字程度) *応募書類は返却しません。
■書類提出先 郵送の場合 〒771-6512 徳島県那賀郡那賀町木頭北川字栩ノ奈路53  結遊館
Eメールの場合 office@yuyukan.net (件名は、「応募について」としてください)
■特別ボランティアなら無料参加できます。 結遊館館長にご応募いただいた方で、山里ステイをお手伝いいただける方は、山里ステイへの参加費が無料となります。結遊館や周辺の人や環境についてくわしく知りたい、という方には絶好のチャンス。山里ステイの詳細についてはこちら。http://yuyukan.net

■採用までの流れ
第一次選考 書類選考のうえ、結果を応募者全員に、Eメールで通知します。
第二次選考 第一次選考合格者については面接を行ないます。
第一次選考、第二次選考を経て、内定となります。

募集の背景
都会の生活に不安を感じている親御さんが増えています。
子どもたちには自然豊かなところで育ってもらいたい、
安心できるところで生活させたい、という思いが高まっているのでしょう。
今後ますます高まる山村留学ニーズに応えるため、
結遊館では、山村留学生の受け入れを強化することにしました。
応募される方にとっては、田舎暮らし、地域への移住の第一歩となるはずです。
小学生の身の回りの世話をしながら、地域の人々とふれあいを楽しみたい、
自然のなかで暮らしたい、という方の応募をお待ちしています。

自分の住んでいる家に、子どもたちを預かるような感覚です。
結遊館(ゆうゆうかん)は、山村留学センターです。センターとは寄宿舎、あるいは寮のようなもので、ここで山村留学生(小学生)と館長とスタッフ(補助者)が共同生活をします。館長・スタッフは、留学生の食事など身の回りの世話や室内清掃、保護者としての活動(授業参観など)を行ないます。保護者となるわけですから、留学生はお客さんではありません。ほめたり、叱ったり、たしなめたりと、実の親のように子どもと接していただきたいと思います。寮母さんとは違います。子どもたちの生活全般を見ていただくことになります。また、それを楽しむくらいの余裕が求められます。山村留学センター結遊館の館長とは、自分の家に小学生の子どもを預かる「里親」になるような感覚といってもいいかもしれません。

館長の1日の生活パターン。
現在の館長が行なっている平日の典型的なスケジュールを簡単にご紹介します。
5:45 起床
6:00 朝食準備
6:30 子どもたちと朝食
7:15 子どもたちの送り出し 7:20から集団登校
8:0016:00 館内清掃、買い物、洗濯、帳簿付けなど、残りは自由時間
16:00 子どもたちが帰宅 夕食準備 子どもたちの宿題を見たり、入浴させたり。
18:30 夕食
19:00頃から 子どもたちによる後片付け  
21:00 子どもたち就寝
といった流れです。
あいている時間は、結遊館の小さな菜園で野菜を育てることもできますし、農地を借りて畑を始めることもできます。趣味の時間にしてもいいでしょう。

館長として求められる経験やスキルはとくにありません。
ただし、小学生と生活をともにするわけですから、子育てを終えた方は子育て未経験の方よりもかなり有利といえます。子どもとの接し方、叱り方、ほめ方などをご自分の経験に照らし合わせることができるからです。もちろん、子育て経験のない方でもなんら問題はありません。小学校の先生が子育てを経験した人ばかりではない、ということとおなじです。ただ、ある程度の社会経験をした方、ということを考慮して25歳以上の方の応募を希望していますが、25歳未満の方が応募することはできない、というわけではありません。

仕事に慣れるまで、研修期間を設けることもできます。
採用となった場合、具体的な仕事の進め方や、地元の人たちとの関わり方に不安を持つかもしれません。そういう場合は、ご希望により1週間から1カ月程度の研修期間を設けます。現在の館長の横について、実際の仕事を手伝いながら実務を覚えていただきます。また、地元の人々へのご紹介なども行ない、結遊館への協力者とのネットワークも保持できるようにしていきます。

あなたの裁量で、山村留学センターを運営できます。
結遊館は任意団体です。しかし、小学生の生活に寄り添う、あるいはサポートするということが守られていれば、あとはほとんどあなたの裁量で運営することができます。留学生とともに生活するうち、留学生に体験させたいこと、知ってほしいことなどがたくさん思いつくでしょう。この地での生活が日を重ねるほど、自分の知りたい欲求とあいまって、体験させたいという気持ちが強くなってくるはずです。体験させるかどうかは、あなたの考え方次第。さらにこの結遊館の活動を拡大するために、たとえばNPOを設立しよう、と思われるかもしれません。それもけっこうです。結遊館を中心に地域支援を考えたり、あるいは、あなた自身の田舎暮らしのスタートラインとして考えていただくこともできます。結遊館の運営から、事業化などもあなたの裁量で山村留学委員会に提案していただき、決定することが可能です。

急用ができても、周囲の方にヘルプをお願いできます。
急に用事ができた、という場合は、地元の人々に子どもたちの世話をお願いすることができます。食事の用意だけの場合であったり、まる1日、一泊など、さまざまなケースがあるでしょう。そういった場合でも、あらかじめお願いしておけば、あなたの代わりに子どもたちの世話をしてくれる人がいるのでだいじょうぶです。

勤務地は徳島県の山村地域。車は必須です。
ここ結遊館から、いちばん近いコンビニエンスストアまで、車で1時間30分はかかります。けっして大げさにいっているわけではありません。木頭北川の結遊館周辺には、信号がなく、交通渋滞がなく、鉄道の駅もありません。買い物など場合には車が不可欠です。ですから、普通自動車運転免許は不可欠。自家用車も必要です。

清冽な川の流れと濃い緑の山々があたりまえの自然です。
結遊館の近くを流れる那賀川の支流は、アユ、アメゴ釣りのメッカ。シーズンになると、お隣の高知県などをはじめ、県外から多くの釣り客が訪れます。美しい水が流れる川と山々に囲まれた木頭北川エリアでは、春は山菜、夏は川遊び、秋は紅葉、冬は柚子しぼりと、楽しみがもりだくさん。自然とともに暮らすことで、都会では感じられない「豊かさ」を感じることができるはずです。

四季折々にいただく、新鮮野菜のおいしさ。
結遊館が地域にあることは、地域の人々に快く受け入れられています。留学生の子どもたちも歓迎されていますから、地域の人々には、まるで孫を見るかのように気にかけていただいています。地域周辺の方々は自家農家がほとんど。そのため、旬の野菜をよく持ってきてくださいます。白菜、キャベツ、ねぎ、ふき、レタスなどなど数え上げればきりがありません。現状では10日に一度、結遊館用の食材を買いに出かけまずが、野菜類が買い物の中心になることはほとんどありません。地元のみなさんからいただいた野菜がつねにあるからです。春になれば、ふきのとう、タラの芽、わらびなどはもちろんのこと、こしあぶら、いたどり、しおで、といった希少な山菜をいただくこともあります。無農薬の野菜、しいたけ、とりたてのあめご、あゆ、鹿肉、そして柚子などなど、季節に応じてさまざまな食材をいただきます。まさに季節の恵み。その豊饒さは都会の生活とは比べものになりません。

収入の内訳
財政面でいえば、那賀町(教育委員会予算)から推進委員会への支援事業として運営費、広報費、結遊館人件費が予算化されています。20129月の2学期は留学生が2名の予定となっていますから、館長+補助者への手当の総額は、3.5万円×2人+5.5万円=12.5万円となります。留学生の食費、光熱費、雑費、補助管理者手当などは、留学生の保護者から徴収する一人当たり月額5.5万円の養育費でまかないます。一緒に生活する館長(及び補助者)の食費もこの養育費に含まれます。つまり、あなたが館長になり2名の留学生とともに生活する場合、委託費と養育費の合計は概算で23.5万円となります。

都会に比べると“激安”な生活費です。
結遊館の現在の館長の生活のなかで、生活コストとして大きく占めるのは、館長個人の健康保険や国民年金でしょうか。子どもたちのために行く買い物の場合、ガソリン代は必要経費ですし、子どもたちのために購入する食材は養育費でまかなえます。ふだんから野菜などをいただけるので、食費は抑えることができるでしょう。野菜類などは、産直市場などで購入すれば1種類100円単位です。個人の嗜好品があれば別ですが、それ以外を考えると日々の生活にはほとんどお金がかからない、というのが実情です。


子どもが好きで、田舎暮らしを楽しめる人は、ぜひどうぞ。 結遊館 館長 江田初代

自然が好きで子どもが好きで、子どもと一緒に田舎暮らしを楽しめる人なら、このお仕事はおすすめです。また、手作りが好きな人、食べることが好きな人にも。こちらに来て、味噌をはじめ、ラッキョウ漬、シソジュース、ゆずジュース、ジャムなどなどさまざまなものを手作りしました。素材が安心できるものなので、子どもたちにも安心して与えられます。こうしたなかで一番の喜びは、子どもたちの成長を日々感じられることです。子どもたちの個性はさまざまです。でも、挨拶もできない、はきはきしない、引っ込み思案、礼儀に欠けるといったことも目につきます。私は、折にふれ、子どもたちに礼儀やマナー、モラルなどについて話をするようにしています。ときには母親のように大声で叱ることも。そうしたなかで、何も言えなかった子がいつのまにか「ありがとうございます」と元気に言うのを聞いたとき、ああよかった、と心底思えるのです。また、料理することに興味のある子には、お家に帰ってもできるように、という気持ちで簡単な料理も教えています。まったく何もできなかった子が、卵焼きやピザトーストなどを下ごしらえから一人で作れるようになるのを見ると、ああよかった、と思えるのです。それが私のやりがいでした。あなたにも、きっとあなたなりのやりがいが見つかるはずです。それをぜひ、この結遊館の生活のなかから見つけてください。


Appendix
地域を知るリンク集」


・Web    
結遊館 北川小学校 木頭中学校 おららの炭小屋 NPO法人里業ランド木頭
ZiVASAN イコールラボ 柚冬庵 木頭いのす 那賀町役場
四季美谷温泉 井本紙漉場 きとうむら ゆずの里 メディアドゥ
ミヤザキ


・facebook   
結遊館 
 


放射能の影響が過小評価されたわけ



WHO世界保健機関と IAEA国際原子力機関が共同で開催した、2001年キエフ国際会議の模様を捉えた、とても貴重なドキュメンタリー。(2004年 フランス)


http://echoechanges-echoechanges.blogspot.fr/

2012年5月22日火曜日

一本乗り大会2012

ダムができる1950年代以前の木材の流送=一本乗りが体験できます。
開催の詳細はこちら

一本乗りに関するドキュメンタリーはこちら






2012年4月30日月曜日

ZiVASANプロジェクト2011写真レポート

ZiVASANプロジェクト2011年度の主な事業を写真でまとめてみました。


2012年4月27日金曜日

ZiVASANプロジェクト2011まとめ

トヨタ財団地域社会プロジェクトを2010~2011年度と実施しました。
ZiVASANプロジェクトは、一般社団法人イコールラボが引き継ぎます。


2012年4月18日水曜日

自然エネルギー映画会

2012年4月21日(土)14時〜木頭文化会館2階にて、映画「シェーナウの想い」(Das Schönaur Gefühl.)の上映会を開催。35名も参加していただきました。

主催:市民がつくるエネルギーの会
木頭ちいさな映画の会
(株)きとうむら

問合せ:info@equal-lab.org



サテライト教室プロジェクト

「都市」と「山村」の人と地と知を結ぶサテライト教室プロジェクト
(2012年度文部科学省社会教育による地域の教育力強化プロジェクト事業)


実証研究報告書はこちらから落手できます。


概要】______________


 那賀町木頭地区は、山間僻地で過疎高齢化が進み、町内には高等教育機関がない。しかし、昔から経験知が豊かで地域の問題を自分たちで解決してきた。ダム建設問題でも、村を大きく二分する危機的状況を乗り越え、次世代に地域の自然と文化を託そうとしている。
 そのような地域と都市とをネットで結び、様々な専門家の講義を受けることができ、また逆に自然相手の暮らしから育まれた在野の知を発信する、双方向性のあるサテライト教室を開設する。都市にある大学やNGO/NPOと、山村の人々をスカイプやソーシャルネットワークで結び、新しい学びの場とリアリティのある知が、遠く離れた地で育まれるための仕組みづくり(実施施設の検討、実施主体、プレイング・マネージャーの確保、地域と行政のサポート態勢、財源、SNSの実用性検証、ネット環境、インターンシップを利用した地域の教育力の検証など)を実証的に研究する。

【募集】__________________

縮小社会の現実を踏まえた持続可能で対等な地域社会を実現するための「地球環境知」を共有する取り組みでもあります。

2013年度から参加協力して頂ける専門家(研究者、実践者)の方々を募っています。地域のプレイング・マネージャーでもある那賀町地域おこし協力隊の活動も支援していただこうと考えています。info(a)equal-lab.orgまでお問い合わせ下さい。

*このプロジェクトの情報共有は>>>facebookグループ「Satellite Project」


→(参考)2012年度PDFはこちら

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*2012年文科省採択事業一覧はこちら
・全体応募件数:84件(採択数:23件 採択率:約27%)
・テーマ「地域における効果的なネットワーク化・人材養成手法の開発」:50件
*日経ソフトウェア掲載記事はこちら
*Google+ハングアウトの使い方はこちら

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地域づくりの中間支援法人
一般社団法人イコールラボ:http://equal-lab.org/