2011年5月29日日曜日

竹コップのつくり方



おららの炭小屋」での体験シリーズです。
竹を山から切り出してくることから始まりますが、今回は省略。
山の持ち主に許可を得て、ノコと鉈をもって山に入ります。まっすぐでいい竹でも、いただくものなので、密に生えている竹をとります。竹の枝は、鉈で下方から受け口を入れ、鉈の背で上方から枝を落とすときれいにとれます。落とした枝は邪魔にならないよう、小さく切ってまとめておきます。ただ竹を切って持って帰ればいいというわけには行きません。

竹は本来、秋に切ります。その方が虫が入り難く長持ちします。
竹の節も取り除いておくと割れ難いのです。

しかし、竹は自然素材ですのでどうしても割れたり、カビがはえたり、虫が竹の内部を食ったりします。火であぶったり、熱湯をかけるという手もあります。ただ、土に還ろうとしているのですから、薬剤(化学)処理だけはしてほしくないですね。

また作れます。そのために自然は循環しているのです。