2024年1月15日月曜日

炭材作りWEEK~カシを切って割る











炭にする木(炭材)を準備するための原木整理(炭材を切って割って木屋に保管整理)をします。

見学希望者はfacebook 或いは Instagram から実施の確認をして下さい。

作業:2024年1月16日(火)~20日(土) [1/19はお休み]

            1/20(日)は人数が揃えば炭焼きも実施します。
    お手伝いいただける方はマイ箸とお茶碗持参下さい。持ち寄り歓迎!

            *作業の進行具合により1/23、24も実施予定。

2/18(日)には、炭小屋会員の若手大工さんによる
リフォームDIY講座します。

場所:おららの炭小屋 https://olala.jp

   「おららの炭小屋」とGoogleマップで検索

    徳島県那賀町木頭北川船谷

時間:おおよそ10〜15時 [ Instagram で確認ください]

内容:

  • 道具の準備(チェンソー目立て、チェンブロック設置)
  • 4mのカシの木をチェンソーで1.2mに切る(玉切り)
  • 金矢と手斧で割る(薪割り)
  • 雨のかからない木屋で乾燥させる
*番外編で希望者には、移動製材機のデモも実施



おららの炭小屋プロジェクトの目的:

山間僻地からの環境NGO活動を実施して2024年で四半世紀となる。山村の暮らしは「身近なモノから必要なモノを創造する能力(=ブリコラージュbricolage)」という、「工夫する力」を持つことで自然環境との調和を保って来た。身近な環境を観る洞察力、樹種の特定に留まらず木を切った時の堅さや利用の知識、木の伐採技術、製材した資材を建造物にする技術、廃材を還元する3Rを当然のものとして暮らしの中で実践する。それらを総合的に習得することのできる場を、主に高度成長期以前の自給的暮らしを経験した後期高齢者たちがソフト面で提供してきた。また、地域資源の生活圏内化*を実現する意味でもブリコラージュ(=工夫する力)に興味を持つ人たちが少しでも増えたらと考える。


*地域資源の生活圏内化

近年は農林業から離れた職種が増え、山村と言えども身近な森林資源を利用する暮らしではなくなってきている。特に若い世代は長らく続く低賃金と就労人口の減少で、長時間労働が当たり前となっている。そのため地域の資源や環境への関心は二の次となってしまう。折角身近で自給に役立てられる地域資源も暮らしとは関わりのないモノとなっている。地域外経済(町の量販店、外部エネルギー)への依存が増え、衣食住の資材やエネルギーの地域内調達が求められる。